意外と無くてはならない手すりについて考える

意外と無くてはならない手すりについて考える

実はかなり古い歴史

必要性については現代から

現代のあちこちに設置されている手すりですが、それらを本当に必要としている人たちにとっては無くてはならないものだ。若い世代、10代や20代の若者だからといっても体を壊してしまったら手すりに縋りたくなるものだ。特に足腰という補講を行う際に手すりがないと話にならない、なんて人も多いはず。実際体を壊した経験談から言わせてもらうと、手すり前ほど軽んじるような、どうしてここにあるんだろうと疑問に感じなくなった。ただたまに見かける、明らかに必要としていない人が手すりの使用途中で妨害していたり、利用していると見た目から明らかに必要ないだろうと蔑んだ視線を向けられたこともある。ちなみにそれをしてきたのは高齢者ではない、20代から30代の男女共に露骨なほど煙たがる表情をこちらへとしてきたので、大人げないなぁなどと思ったものだ。

手すりの必要性については言うまでもなく非常に高いだろう、階段への設置もそうだがそれ以外の場所でも手すりがあれば越したことはないと考えている高齢者も多いと思います。現代社会が高齢化しつつある中で、必需品だと訴えている人もいるくらいだ。そうして手すりは現代のあらゆる場所に設置されるようになると、多くの人が必要なときに応じて利用出来るようになっている。ところによっては手すりを腰掛け用椅子みたいな利用をしている人もいくらか存在していますが、個人的にも人気がない時には利用しているためあまりおおっぴらに否定できるわけではない。

ですがこうした現代における手すりとしてのあり方について話をしていくと見えてくるのは、とある1つのちょっとした疑問点が浮かび上がってくるのです。それは手すりは昔から必要とされていたのか、という点だ。昔と言っても時代によっては手すりに対しての価値観が違っていたはず。なので必ずしも現代社会のように必要な設備だったのかというと、絶対そうだと言い切れるものでもないのです。どうしてかというと、その点について調べてみると見えてくるのは手すりについての背景事情について考察してみよう。

リフォームしましょ♪

昔は手すりなど存在しなかった

現代の施設には必ず手すりが設置されている、非常口の階段だったり、エスカレーターにも手すりが設置されている。普段そこまで意識することはなくても、ふと分析してみると手すりに捕まって移動をしているのではないだろうか。エスカレーターに乗る際は手すりに捕まって走らないようにするのが原則、事故が起きない安全な乗り方と言われている。乗り方次第では階段と同じくエスカレーターもかなり危ないため、掴まりながら降りていくのが一番安全な乗り方となっている。急ぐ気持ちもわかりますが、階段と違って走るスピードに乗っかってエスカレーターの速度も加われば、それだけ落ちる可能性は増す。それが嫌ならゆっくりと揺られながら乗るに越したことはないのです。

手すりの形は階段だけではなく、エスカレーターやエレベーターにも設置されているケースは存在している。あえて意識してみればそこかしこに存在するが、こうなったのはいつ頃なのでしょうか。手すりがない日常生活などありえない現代ですが、ない時代というのは確かにありました。一般的に想像されやすい時代は明治時代くらいを考えるかも知れませんが、手すりの起源なる物を考えてみると実は一番古いものでなんと『室町時代』から存在していたというのです。室町時代にはすでに手すりが存在していたと言われても実感はないかもしれませんが、これは真だったりします。ただこの頃の手すりについては人間の安全性を考慮したといった、そういうものではないのです。

城攻めにおいて

ではここで室町時代にどんなところに手すりは設置されていたのかと質問をしたらどんな答えが帰ってくるだろう。今の時代と照らしあわせてみると、中にはお城などの階段の昇り降りをする際に取り付けられていた、なんて考える人もいるかもしれません。この時代、特に城内部に設置された階段の斜面は非常に辛く感じるときもある、そのため安全に配慮して設置しているのだろうと思いたくなりますが、この設計や建築については失敗ではないのです。

元々戦乱の時代だった頃、城へと侵攻して奪うことで自分の領地とする、そんな戦いが繰り広げられていた。そうした中で敵進行を食い止めるためにも妨害として対策を講じなければならなかった。その一貫として城内部に設置されている階段の斜面を鋭角にして敵が進行しづらくするように設計したのです。階段に本来設置されているはずの手すりがないのにはそういう背景にある。傾斜のきつい階段を勢い良く駆け上がってバランスを崩せばどうなるかは、想像するまでもない。

福祉機器のことなら

変遷を繰り返した結果として

今となっては人の安全性を配慮して設置されるケースが多く見られています、しかし日本で初めて手すりが登場した室町時代においては安全性についてもそうですが、時と場合によってはあえて設置しなという選択肢が取られていました。こうした点も時代による違いから、やがて手すりは安全に日常生活や動作をする上で欠かせないものとなっていったのです。